早漏の薬

前立腺炎を患った男性は早漏になるかも

早漏というのは性行為やオナニーをするさいに射精が本人の意図せずに早く行われてしまうことです。
早漏にもいくつかの種類があり若い間は経験不足から来るものがあります。
一方でもともと早漏ではなかったのに、加齢によって早漏になった場合には原因に病気が考えられます。
そもそも多くの人は加齢とともに勃起がしにくくなるEDや射精まで至らないといった性機能の低下の方が多いのですが、稀に早漏になることがあり、その多くが何らかの問題が身体で発生していることが考えられます。
この原因のひとつが前立腺炎や尿道炎といったものです。
また頻尿な人ほど早漏になりやすいと考えられていますが、頻尿の原因として前立腺炎が考えられます。
射精に至るプロセスとしては、性的興奮によってペニスが勃起します。
この段階で精嚢や前立腺から液体の分泌が促されそれらが混ざり合って精液が作られます。
一方で膀胱の直下にある内括約筋が収縮して膀胱から尿道に掛けての通路が閉じられ尿道の途中にある外括約筋も収縮して尿道から外にでる通路も閉じられその空間に精液が貯まります。
射精する前にはカウパー腺液が分泌されて尿道が中和され液体が通りやすくなります。
そしてある一定の興奮に達すると外括約筋が緩んで精液が放出され射精します。
早漏で問題となるのは、この外括約筋が緩む仕組みです。
基本的には腰椎にある射精中枢から出る信号によって行われますが、このさいに刺激が蓄積され一定レベルになると信号が出されます。
この刺激は五感によって蓄積されますが、前立腺炎や尿道炎などによってペニスの神経が敏感になっていると蓄積されやすく結果として射精に至ってしまいます。
このような病気が原因による早漏の場合には、その病気を治療することで早漏を改善させることができます。
いずれにしても前立腺炎や尿道炎が発生すると違和感や痛みが発生するため泌尿器科を受診すれば保険適用で治療することができます。

前立腺炎の原因について

早漏の原因になりうる前立腺炎や尿道炎の原因はいくつかの種類がありますが、尿道炎の場合には細菌によるものが中心です。
一方で前立腺炎の場合には細菌のほかストレスや疲れ、血行不良、ウイルスなどがあります。
細菌やウイルスによるものは、何らかの理由でそれらが侵入して悪さをするというものですが、健康な状態であればほとんどの場合には免疫力によって排除されます。
しかし尿道が傷ついたり免疫力が低下している場合にはそこで繁殖して炎症を引き起こします。
いずれにしても炎症が起こっているということは、身体の免疫力の低下などが原因で発生します。
細菌やウイルスが原因で、早期であれば泌尿器科で処方される薬で改善することができますが、慢性的に発生するようになると完全に治療するのは難しくなります。
症状としては早漏などのほか、排尿が困難になる、尿道の不快感、会陰部の痛み、陰嚢周辺の痒み、射精後の痛みといった陰部の異常のほか、下腹部、恥骨裏、大腿部の不快感、腰痛・背部痛、足裏の不快感などが発生します。
このように遠い場所に影響が出るのは炎症によって神経に影響が出るためで、特に前立腺炎で現れます。
一方で炎症がペニスの神経に影響することで早漏になる場合があります。
前立腺炎の検査の場合には肛門から指を入れる触診で調べられます。
正常な場合には痛みは発生しませんが、炎症を起こしている場合には痛みを生じます。
また尿検査で尿に白血球や細菌が含まれているか調べます。
白血球が含まれているということは炎症が発生しており、細菌が含まれていれば細菌が尿道内にありそれらが炎症を起こしている可能性があります。
またクラミジアなどの性病も前立腺炎の可能性があり、調べられます。
これら原因がはっきりしている場合には前立腺炎となりますが、細菌などが原因ではない前立腺炎は慢性前立腺炎として扱われます。